『うるおい』
とても抽象的な言い方かもしれないけれど、人生に必要なものは何と聞かれた場合に私は時々「うるおい」と答える時がある。
今流の言葉で言えば、「干物」ではない状態と訳せるか。
捨象的な言い方ではあるが、人間臭さとはちょっと違う「うるおい」。
誰もが恥ずかしくて口にはあまり出さないけれど、「せっかくの人生なのだからどこかで花を咲かせたい。ひとを愛したい。」と言う心に秘めた思いを実現させること事ができるかもしれない「うるおい」。
ちょっと欲張ってカッコよく生きたい。
カッコいい人は、人を惹きつける何かを持っているものです。
それが、「うるおい」ではないだろうか。
それを手に入れるヒントが見つかるかもしれない言葉がある。
人生に必要なものは、勇気と想像力。
それと、ほんの少しのお金です。~チャールズ・チャップリン(喜劇王)~
人生をより良いもの(価値観により人それぞれ)にするには、どういった未来を望んでいるのかを想像する力とその未来に向け一歩を歩みだす決断をする勇気が必要です。
でも、私が望んだ未来には「ほんの少しのお金」では足りないかもしれない。
そこは、お金は後からついてくると思うしかないかな。
想像力を働かせて未来を思い描き決断し、勇気を出して一歩さえ踏み出すことができたのなら、やりたいことをやっているのだからそれはそれで幸せなのかもしれない。
そして、向かっている視線が定まっている人は総じて素敵にみえる。
「うるおい」とは、より良い未来を生きる要素なのだ。