『本を読む理由』

さまざまな方に、よく問われる質問があります。

「そんなに本読んで何の利益になります?」

「読んだ本の内容って覚えています?」

「自己啓発なんかの本って知ってることばっかりですよね?」

いちいち答えるのが億劫なので、

「どうだろうね~ 俺は本が好きだからね~ あまり内容は覚えてないね~」

「役に立ってるかどうかも怪しいね~」「本を読んでいない私と比べる術がないからね~」

と気の抜けたように答えています。

実際は、なんで本を読むのか。

楽しいから、知的好奇心を満たしてくれるから。

それに、

誰もが就学時(義務教育期)には本から学び、実際に社会での共同生活で活かして成長してきたことを考えれば、役に立たないはずはないのは明白の事実。

内容を覚える必要もないと思ってます。

(覚える、覚えていないというのは、行動する際に知識を使用するのが、意識してのことなのか、意識下なのかということ)

今でこそ、ブログを通して情報発信していますので、気になったことなどはメモしてはいますし、以前に読んだ本を、これは紹介したいなと思い、読み返し読書記録を書いたり、それはそれでかなり楽しんでいます。うんちくマニアでもないので、何それさんの、どの本の何処どこに、どんなことが書かれているなんてことを覚えている必要もなく、頭の中で思考回路に組み込まれればそれでいいのかなというのが本音です(本好き、読書習慣がある方とは、かなり突っ込んだ話もしますし、実際それが自身の考えを構築するのに一番役に立ちます)。

そして、よくみんなが口をそろえて

「自己啓発なんかの本って知ってることばかりだし、当たり前のこと書かれてるから読むだけ時間の無駄だよね」

これは、なんとも苦笑いするしかなく。

事実、それが本当なら私のまわりは、すごい人だらけです。

私の本を読む理由

私にとって読書は、新しい考えに触れ、若しくは、聞いたことがあっても実際に生活の中で活かされているのかを再認識したり反省したり、また、自身のOSをバージョンアップさせるために重要な位置にあります。

大人になり、耳学問や実体験のみで立派に人生を歩んでおられる方もいますが、私の場合、行動範囲が狭く手段としての読書が必要なのです。

よく、「運動をしないでいいほど、我々人間に与えられた時間は、そう多くはない」と言いますが、「読書しないでいいほど、我々人間一人の考えなど、大したことはない」と読み替えることもできる。

知らないより、知ってる方が選択肢に幅が出る。

先史時代以降の社会に蓄えられた知を使用したほうが手っ取り早いのではないでしょうか。

みなさんは、そう思いませんか?

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