『思いの種を蒔き、行動を刈り取り、行動の種を蒔いて習慣を刈り取る。習慣の種を蒔き、人格を刈り取り、人格の種を蒔いて人生を刈り取る』
引用元『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著
昔の格言だそうだ。
人格の形成は、習慣となった繰り返される行動によって作られることを表す言葉として引用されている。
私自身も何度も経験しているが、行動を繰り返し習慣にまで昇格させたつもりが、ほんの少しのきっかけで分断されることがあった。
かろうじて、サイクルに復帰できることもあるが、残念ながら復帰できない習慣も存在する。
自分に質問し続け、改善点を見つける作業の途中に陥りやすいのだが、時間というものは有限なので、切り捨てることも一つの手なのかもしれない。
あるいは、こう考える。
今は、機ではなかった(機を逃すこともあるのだが)。
そう私は、自分を納得させるようにしている。
効率だけを追求しても、味気ない人生になってしまっては、もったいない。
『筆談ホステス』の斉藤里恵氏が言っていた言葉なのだが、「少し止まると書いて歩」。
なるほど、時には立ち止まることも、人生には必要なのかもしれない。