『ドーナツを穴だけ残して食べる方法』越境する学問―穴からのぞく大学講義

『ドーナツを穴だけ残して食べる方法』越境する学問―穴からのぞく大学講義

~編者 大阪大学ショセキカプロジェクト~

ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問―穴からのぞく大学講義

ISBN978-4-87259-470-6

大阪大学出版会

『         』

―大阪大学ショセキカプロジェクト

12人の先生たちによる知への挑戦。

(私には)思考力がなく「それ今回の命題に関係ないよね」と感じる部分もありましたが、思わず笑ってしまうような本です。

「第3章の次元で考える」と「第11章の知の穴で考える」などは、私にもぼんやりと理解出来たので楽しめました。

『我々の直面する重要な問題は,その問題を作ったときと同じ考えのレベルで,解決することはできない.』―アルベルト・アインシュタイン(最初のページ)

1つ疑問に思うことは、思考をめぐらし見つけたと思った最適解が実は的外れだった場合どうするのか。その見極め方法がよく分からない。

誰しも、どういう未来が来るのか予測できないし、その連続した時々を経験して初めて経験知として思考の糧に出来るとなれば探り当てた最適解は必然なのだろうか。

必然とするならば、その最適解を正しいかどうか見極めること自体が無意味であり、ならば連続した時間の中の時々で最適解の精度を上げた方が精神衛生上好ましい。

そう、無駄なものに思考力を費やすには、あまりにも人生短すぎる。

とは言うものの、

『         』

―大阪大学ショセキカプロジェクト(最後のページ)

という問いかけに思わずにやけてしまう自分がいる。

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