『本質を見極める勉強法』
~中原圭介 著~
ISBN978-4-7631-3410-3
サンマーク出版
この本は、私が「リベラル・アーツ」に興味を持つきっかけになった本です。
本質を知る、あるいは理解することで、人生に幅を持たせることが出来る。
もっと簡単に言うと、人生を歩むうえでの選択肢を増やし、かつ、より良い方向へ進む選択が出来る。
よく、「学校教育の詰込はどうとか」などの議論があるが、私は詰込が悪いとは決して思わない。
私自身も学生時代は武道にハマり勉強してこなかったし、大学受験も経験がないため一般教養というものを持ち合わせていない。
その大切さを思い知らせたのは、投資の世界に足を踏み入れた時だった。
よく世間で、「知識なんてものはスマホやPCで検索すれば足りるだろ」とほざく輩がいるが、それでは都合が悪いことが起こる。
知識と知識のつながりが脳内に出来ていないので、理解が浅く応用が効かない。
今風の言葉で例えるならイノベーション(結合、変革)が起こらない。
身近なところで困ることならば、実社会に出て、取引先と話している最中に「ちょっと待ってください。今スマホで調べます」では話にならない。
パレートの法則でいう20%の人になりたいのであれば、必須である。
本質を見極める勉強を「やるか、やらないか」は人それぞれ自由である。