『7つの習慣』 ~スティーブン・R・コヴィー著~ 人文科学
ジェームス・スキナー 川西茂/訳
私自身が、ミッション・ステートメントを作成するきっかけを得た本です。
例えるならば、人生を導いてくれる羅針盤となる物とでも言いましょうか。
人が生きていくうえで直面する様々な悩みを解決していくのは、かなりのエネルギーを要します。はたして、解決できるのかもあやしい。
あなたの悩みは何でしょう。自分自身からくるもの?それとも周りに影響されているもの?圧力(プレッシャー)を受けている?
そこで役に立つのは、ブレない心・考え方です。
本書で語られていることは、一言で人格主義の回復。それ以下でも、それ以上でもない。
第1の習慣から第7の習慣まで、個人の人格形成から、周りに影響を与える存在となり、自分自身に回帰し自己を成長させるというサイクルを繰り返す。
自身の人生に、自ら意味を与えてあげなければ、その人生に意味はない。かなり厳しい言葉ですが、人は学習し、成長できる存在と思います。
人生のリバランスを考えている方、自分の人生の流れを変えたい方にぜひ読んでいただきたい一冊です。