『超ヤバい経済学』 ~スティーヴン・D・レヴィット著~
~スティーヴン・J・ダブナー著~
望月衛/訳
ISBN978-4-492-31406-7
東洋経済新報社
『ヤバい経済学』に続きましてその続編である『超ヤバい経済学』を紹介したいと思います。
前作で、テーマーについては一貫性がないと言われていましたが、今作では、その記載があります。
本文引用(Pⅱ)
テーマは7文字に煎じ詰めることができる:人は誘因で動く。もっと長くていいならこんな感じ:人はインセンティブ(誘因)に反応する。ただし、思ったとおりの反応ではなかったり、一目でわかるような反応ではなかったりもする。だから、意図せざる結果の法則は宇宙で一番強力な法則の一つである。学校の先生にも不動産屋さんにもクラックの売人にも、それに妊娠中のお母さん、相撲のの力士、ベイグル屋さん、ク・クラックス・クランにだって、この法則は当てはまる。
一番は終章かな。
人間とサルは、かわらない。
野生動物の社会を見ていると、人間が持った理性というものは、本当に必要だったのかと思うことがある。
『意図せざる結果』・・・
人間が理性を持つことができたのは、必然だったのだろうか。