『実学』

『実学』 ~稲盛和夫著~

ISBN978-4-532-14705-1

日本経済新聞出版社

言わずも知れたJALを再生した稲盛和夫氏が会計の目線から経営哲学について書かれた本である。

私がこの本を手に取った時は、どっぷりと投資にハマっている頃でした。

投資には、まったくと言っていいほど興味がない稲盛氏と知って興味が湧いたわけで、この本から得られたのは、トレードオフの考え方(意思決定について)でした。

私自身の欠点として自覚があるのは、お金への執着、そして見栄っ張りというところ。

かなり、自身でも致命的な性分だなと思っています(笑)。

まず、第三章-1中古品で我慢する(P80)の項目で、私ならドイツ製を選んでいるのだろうなと直感的におもったわけで・・・

相反する関係をとことん考えつくせば、かなり範囲が広くなるのですが人生への応用が効きそうな手ごたえがありました。

同著『京セラ フィロソフィ』も読んだ後だったので、あらためて稲盛和夫氏が大きく見え、稲盛氏が、どこまでも反日な中国国内でも慕われているのが、分かった気がします。

私にとって、稲盛氏はとても大きい。

会計に関する業務に携わっておられる方、そうでない方、稲盛氏の考え方に触れられて見られてはいかがでしょうか。

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