『ゼロ』なにもない自分に小さなイチを足していく
~堀江貴文著~
ISBN978-4-478-02580-2
ダイヤモンド社
何もない所からのスタート。
きれいごとかもしれないけれど、人それぞれの出発点の高さは違う。
一族が負債を抱えている。または、地元有力者や資産家など。
生まれ故郷に関しても
極寒や灼熱の地域。
空爆に日々おびえて生きないといけない地域。
窓枠より低い位置に、床に座っていないといけない地域(流れ弾注意!映画「陽だまりのグランド」より)。
どう考えても武力としか思えない力を持ちながら、これは軍隊ではないとか軍隊だと人の生死に関わることを言葉遊びしている地域。
人間の資源(ここはあえて)に関しても
生まれながらのハンデを持って生まれてきた人たち。
生まれながら教育に恵まれた人たち。
人間も自分が立っている立場で、思考(考え方や価値観全般)は変化する。
大切なことは、初心という事ではないだろうか。
自分には今、何もない。だからこそ、そんな自分に+1していこうと前に進む。
イラク支援などに尽力されている鎌田實氏も「1%の不思議な力、まず1%、そして1%ずつ」を大切にされています。(『1%の力』より~河出書房新社~)
はなっから、「最大限の善い行いや努力を死ぬまで、絶え間なく続けないといけない」と思うから決心が鈍る。
何もしないよりは、少しずつでもいいじゃないか。
「三日坊主」大いに結構。
「三日坊主」を定期的に行えば、そこに継続性が生まれる。
今日の努力(食事)は明日の成功(体)を創る。
そんな当たり前のことを少しずつやって行こうと思う。